TOEIC 勉強法

完全に英語力が０の場合

完全に英語力が０であるという人の場合、最初にやるべきことは、とりあえず毎日、英語に触れるというところから始める必要があります。

中学１・２年の英語もわからないという人は、まず、どんなものでもよいので中学英語の単語帳と英文法参考書を買い、ちょっとづつでも良いので読み進めてみましょう。 そしてこの段階で、お勧めなのはNHKラジオの語学番組「基礎英語１・２・３」です。 できれば録音し、毎日聞くことで、少しづつ英語を身につけていくことが大事です。

　NHKラジオ語学番組

中学１・２年の英語力は身に付いているという場合

大事なのは英文法の理解と単語量を増やすということです。スコアが600～700あたりで伸び悩んでいる人にも英文法の理解が怪しい人が多くいます。 地味に感じるかもしれませんが、英文法を早い段階で理解すれば必ず力がつきます。

お勧めは上のバナーにある「ゼロからはじめる英文法トレーニング 」という教材です。この教材は、

• 無駄を一切省いて必要最低限の重要文法を取り上げている
• １つの英文法について繰り返し集中的に練習する
• 「基礎→応用」「回答→復習」を徹底的に繰り返す

という特徴があり、基礎能力の底上げにうってつけです。また、音声CDも付いているのリスニングに慣れることもできるのでお勧めです。

　ゼロからはじめる英文法トレーニング

知っている単語が少な過ぎてリスニング・リーディングができない

知っている単語が少な過ぎてリスニング・リーディングができないという場合は、
「英単語カンタン記憶ソフトV6000」というソフトをお勧めします。

このソフトは、英単語を丸暗記するのではなく、イラストを眺めながらMP3のBGMと合わせてフレーズを聞くことで英単語を覚えるという特徴を持った教材です。 値段は少々高いかもしれませんが、語彙量を増やすには抜群の効果を持ったソフトです。

　英単語カンタン記憶ソフトV6000

TOEIC600に届かない人は

スコアが600に届かない人は、語彙力が足りていません。上述の、

• ゼロからはじめる英文法トレーニング
• 英単語カンタン記憶ソフトV6000

をマスターするまで続けてみてください。

教材にそこまでお金をかけることができないという方は、上記の教材群に比べれば、多少効率は落ちるかもしれませんが、「DUO 3.0」という本をお勧めします。 この本は英単語・熟語集ですが、現代英語の重要単語・熟語が満載なので、TOEIC600超えまで活用できる本となっています。
上記の教材を活用している方も買っておいて損はありません。

また、テストに慣れるために「TOEIC試験対策なら＜The Japan Times版WEBトレーニング＞」などの模擬試験を受けてみるのも良いでしょう。

　TOEICテスト模試／申込み

TOEIC700～800を目指す勉強法

スコア700～800を目指す人に必要なのは、リスニング能力の底上げが必要になってきます。 リスニング能力を上げるには、とにかく理解しながら毎日英語を聞くことが必要になります。 よく「聞き流して英会話を身に付ける」といった教材があったりしますが、できれば頭を使い理解しながら英語を聞いた方がよいです。 「文字を見てネイティブの発音を聞き理解する」という行為が必要です。 思いつくのは映画を英語で聞き、字幕を英語で見るなどですが、映画は方言や独特の言い回しなどが含まれるので、あまりお勧めできません。

聞き流しの教材に頼るだけで、スコア800～900は取れません。
しっかりと頭を働かせて新しい単語を覚え、英文法などの基礎を定着させる努力が必要です。
スコア750前後で伸び悩んでいる人は聞き流しの教材などに頼り、新しいことに取り組もうという姿勢が乏しい人によく見受けられます。 聞き流しの教材でも英語力はある程度キープできますが、それ以上にはなりません。 語彙力を高め、基礎を定着させる努力をひたすら行いましょう。

１年でTOEIC 900!

そして、スコア800付近でも英文法の基礎が怪しい人は、スコア900が取れるまでお世話になることができる教材
「分かる！　解ける！　英文法！」を徹底的にやりましょう。
この教材はおそらく英文法の教材としては最高クラスです。確実に英文法の基礎固めができます。

　分かる！　解ける！　英文法！